2024年11月27日
キューピー(株)による特別講義「ユニバーサルデザインフードの理解」開催レポート_食物栄養専攻
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こんにちは、食物栄養専攻教員の小田島です。
11月14日(木)担当している食物栄養専攻2年生の授業「応用栄養学実習Ⅱ」において、特別講義「ユニバーサルデザインフードの理解」を開催しました。
講師には、キューピー株式会社より前田先生、山田先生、木原先生をお招きしました。
ユニバーサルデザインフードとは、日常の食事から介護食まで幅広く使うことができる、食べやすさに配慮した食品のことで、「かたさ」や「粘度」の規格により4つの区分に分類されています。
それぞれの状態やニーズに応じて適切な食事を選ぶことが可能で、調理の手間を軽減できるうえ、衛生的で、介護現場などでの負担軽減にも役立つ特徴があります。
講義では、咀嚼や嚥下のメカニズムや、それぞれのユニバーサルデザインフードの区分について詳しい説明をしていただきました。
その後、実際に各区分に該当するユニバーサルデザインフードを試食する機会をいただきました。
味、軟らかさ、飲み込みやすさなどを自身の舌で確かめることで、実際の利用シーンや工夫の必要性を深く理解することができました。
この学びを通じて、将来、栄養士としてだけでなく、家庭人としても役立つ貴重な知識と経験を得ることができました。
前田先生、山田先生、そして木原先生、このような貴重な機会を提供していただき、誠にありがとうございました。